はじめまして、江間みずきと申します。

俳優、そして着物コーディネーターです。

 

私は、故蜷川幸雄氏のもとで演劇を学び、厳しく充実した青春時代を過ごしました。

一心不乱に演劇に打ち込む毎日。

「才能なし!」と蜷川さんにどなられ、多くの才能に溢れた人を見て、私はどんどん自信を無くしていきました。

大好きな仕事、大好きな人たちと大好きな演劇を仕事をして、多少はお金ももらっているのに、

私は、演劇の仕事ではお金を稼げなくてもいい、お金を稼ごうとするのは悪い事だ。

と思うようになります。私の周りには、才能に溢れているのに、演劇だけでは食べていけていない人が沢山沢山いたのです。

それでも、私は、演劇しかしていませんでした。自分にはそれしか無いと思っていたのです。

 

そんな時、東日本大震災が起きました。

私はその時、震災に遭われた方に私が今までの仕事を使って出来ることは、何も無い。と思いました。

今、生きるか死ぬかの時に演劇や文化は必要ない。

文化を仕事にするって、自己満足なのかも知れない。

私は、その時、文化を仕事にしているということに対して強烈な劣等感を持ったのです。

 

それから、私は演劇以外のことに目を向けようと思い、チャレンジを繰り返しました。

そこで出会ったのは、

着物、アルゼンチンタンゴ、サルサダンス、海、山、旅、沢山の大好きなものに出会い、そして気が付きました。

私が、無意識に選んでいたのは、やっぱり文化だったのです。

逃れられないなと思いました。

色んなことにチャレンジしてみて、私が心から続けていきたいと思ったのは文化・芸術表現でした。

 

 私は心の底から文化を愛していたのです。

 

文化を愛し、文化とともに歩むにはどうしていったらいいのだろうか?

アートで生きていきたいと思っているのにそれで食べていけていないと思っている人に私は、何をしたいだろうか?

 

私は、一つの言葉に出会います。

 

人はなぜ詩を読むのか。
人が詩を読むのは、それは僕たちが人間であることの証、そして人間というのは情熱をみなぎらせた生き物だからだ。
医学、法律、ビジネス、工学は、生活するためには尊い。
だが、詩や美しさ、ロマンスや愛は・・・・・・
僕たち人間の生きる糧そのものだ。  

 

映画 「今を生きる。」の中でのセリフです。

 

芸術や文化は、今生きるか死ぬかの時には、必要ないかも知れない。

でも生き続けるためには、日々を豊かに過ごすためには、

文化は、絶対に必要なんだ。

 

私はようやく確信を持ちました。

 

そして私は、

「入り口」を作ることにしました。

アートで生きていきたいと思っている人が、

生活を豊かに感じていきたいと思っている人が、自分の生き方を見つけ

世界と繋がっていく最初の入り口。

入るのに、大層な勇気のいらない、本当に気軽な第一歩。

 

それが、「ハタメキ 」です。

 

まずは、お茶を飲みに来るだけ。

そこで、子供の頃のように自由に過ごすこと、

何かしてもいいし、何もしなくてもいい、

ただ自由に、そこに在るということ。

 

そこで、少しでもやりたいな。と思うことができたら

ちょっと、周りを見渡してみればいい。

 

そこに、置いてある作品がヒントをくれるかも知れない。

隣の席に座っている人が、やり方を知っているかも知れない。

道具は、お店にあるかも知れない。

そっと背中を押す、そんなお店を目指します。

 

江間 みずき

EMA Mizuki

ハタメキ  主宰

 

 

プロフィール

アメリカ ワシントン州 ベルビュー生まれ

東京 深川育ち

東洋英和女学院高等部卒業

桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇専攻 

同 専攻科演劇専攻を卒業

 

卒業後、ニナガワスタジオに所属

「ロミオとジュリエット」

「天保12年のシェイクスピア」

「オレステス」

ネクストシアター「美しきものの伝説」モナリザ役

など、数多くの蜷川幸雄演出作品に参加。

 

また、地人会、劇団八時半、KUNIOなど、多くの劇団に客演。

演出助手、制作協力としても活動。

 

自身の主宰する劇団 キトキト企画 にて

シアターシャイン演劇奨励賞受賞(作・出演)

第3回せんがわ劇場演劇コンクール グランプリ

オーディエンス賞 ダブル受賞(作・演出・出演)

 

演劇的サルサダンスパフォーマンスユニット 日々-HIBI- 主宰

 

山野流着装教室 奥傳講師

着物 アトリエ emaya 主宰

 

 

ハタメキ 主宰の江間みずきが運営する   着物アトリエ

 emaya

着物コーディネート・着付け教室・着付け

https://emaya.amebaownd.com    →